Vol.16 ”BACK SIDE 557 JKT”

時が経つのは早いもので2021年1月も終わろうとしていますね。

7S.LK.L Labはもうすぐ完成です。

なかなか面白い感じで仕上がってきました。

照明や収納などは使ってみないとわからない場所もあるので、使いながらワンオフで追加制作してもらっています。

※ここにかかっているのはアーカイブサンプルです。

 

そんな未完成のLabに2021S/Sの商材が入荷してきましたので、今回は21S/S推しの”BACK SIDE 557 JKT”をクローズアップします。

品名から分かる様に、形は"LE●I'S"の557をサンプリングしています。

557XXではなく、XX後継種の557です。

俗に言う3RDの最終系ですね。

パターンの作り方や細かい所は忠実に再現していますが、使いづらかったり着づらい部分はアップデートしています。

 

70505のししゃもみたいな袖に、少し長めの着丈も好きなのですが、やはり切り替えの裾部分がツキツキになっている所や、洗い込んでクタクタになっている生地感は557までなので。

やはりなんでも未完成な物に魅力を感じますね。

 

C/#PURPLE

C/#BEIGE

#BACK STYLE

 

今回は北海道のステアの銀付きスウェードを使用しています。

 スウェードと言うと安いイメージがあると思うのですが、安いのは銀割りしたトコ革です。

皆様間違えない様にしてください。

トコ革は銀が無い分破れやすいです。

銀付きは革を裏返して使っているので、通常の表革と強度は変わりませんし、コストも変わりません。

 

今回初めてやってみたテクニックがあります。

通常だと縫い代を中縫して、表に飾りステッチをするのが一般的ですが、今回は縫い代を表に出してWステッチで仕上げています。

この手法を使う事で革の重なりが半分になり、厚みのある革でも縫い代の重なりが少ないのでノンストレスな着心地になります。

時短で簡単そうに見えるのですが、ガイドが何もないのでかなりの高等技術が必要になる使用です。

それに加え今回はフルベジにミリング加工を施しているので、アジが出るのに柔らかい素晴らしいジャケットになっています。

 

通常フルベジにするとどうしても硬くなりがちで、スウェードだとパクパクしてしまいます。

スウェードの表情はかっこいいんですけど、硬くて割れたりしますよね。

特に"LE●I'S"のビンテージスウェードとかはオイルが抜け切っている物をよく見かけます。

スウェードはオイルを表から入れてしまうと、せっかくの毛羽が寝てしまいます。

ですが、SEVESKIGのスウェードはオイルを多く含ませて作っているので、当分オイルを入れる必要がないのです。

メンテナンスと言うとブラッシングくらいでしょうか?

強いて言うならフルベジで明るめの色なので、日焼けには気をつけて欲しいです。

太陽の光でも焼けてしまいますが、室内の蛍光灯などでも焼けてしまいます。

使用後はなるべくこんな感じのカバーをかけてください。

7S.K.L Labで購入していただいた際(ONLINE SHOPでも)にはデフォルトでガーメントケースをお付けします。

 

今回のスウェードにはSEVESKIGで厚めの革の時に使用するドットボタン、"SCOVIL DOT"を使用しています。

ちなみにミルスペックらしいです。

C/#PURPLEはニッケルで統一しているのですが、C/#BEIGEにはニッケルとブラックニッケルのコンビを使用しています。

これにも理由があって、ブラックニッケルの焼き付け塗装で若干厚みが出ていてガッチリハマりすぎてしまうんです。

そこでゲンコ、バネはニッケルを使い、ホソはブラックニッケルを使用することでハマりすぎを解消し、表地を痛めなくて済むようにこんなに面倒な仕様にしています。

何気なく見ていると見逃してしまうくらい分かりづらいポイントですが、SEVESKIGのブラックニッケルのドットボタンを使用しているアイテムを是非見てみてください。

ちなみに全て国産で創り上げたレザーアイテムはこのタグが付いています。

全てと言うのは個体から製品の仕上がりまでです。

 

もう少し暖かくなったらビンテージのTシャツ一枚にこれだけ羽織って出かけたいです。

僕自身も購入して着ていますが、兎に角ノンストレスな”BACK SIDE 557 JKT”

 です。

入荷した分が予約販売で売れてしまい、各色各一点ずつとなってしまいましたが是非手に取って着てみて下さい。

それではまた。

NORI

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