JAPAN GIBIER LEATHER

デザイナーの祖父が猟師であった事もあり、幼い頃から野生動物の肉は身近なものでもありました。

当時は皮の事よりも祖父が獲ってきた鹿肉や、猪肉を食べる事だけしか考えられなかったのですが、アパレル業界に入り日本の害獣被害の事にも興味を持ちました。

レザーを制作にあたって、海外のどこで獲れたか分からない革を使うのであれば、日本で駆除された動物達を最後まで使い切ろうと決めました。

それが害獣被害にあう方々や、人間のエゴで獲られた動物双方にとって良い事だと思います。

ジビエの革の特徴は、表面を柔らかく仕上げてもトコ面の芯がしっかりしておりスウェード 面のブクつきも少ないです。

特にフルベジタブルとの相性が良く、経年変化しやすく地艶も出てきやすいです。

出来るだけ革の良さを味って欲しいので、植物性天然タンニンで鞣し、染料、オイル、WAXのみの素染めの革を制作しています。